米国がわかるキーワード (2026年3月29日号)

Affordability Debate

旦英夫(だん・ひでお)

米国在住約40年。「週刊NY生活」で「米語WATCH」を連載中。
本稿は同連載に加筆し、例文などを掲載している。著書に「米語でウォッチ!日本からは見えないアメリカの真実」など

affordability は affordable (無理なく払える)の名詞形です。そして、affordability debate とは「払えるか否かという論争」のことで、今の米国で毎日耳にする政治と感情の絡むテーマです。トランプ政権を批判するメディアは、食費や電気代、住宅費、医療費、教育費などの中流生活を構成する全てのコストが低所得者だけでなく中間層の人にとっても手に届かない高額になっていることを affordability crisis(負担能力の危機)と呼び、報道の中核に据えています。これに対して政権側は、企業の株価や利益、賃金の上昇、インフレ率、住宅ローン金利の低下を根拠に、経済が...

Asahi Weekly DIGITALのコースにお申し込みいただくと続きをお読みいただけます。
初回・1カ月間無料でお楽しみいただけます。

有料版でできること
  • 難しい単語や表現の和訳がチェックできる
  • 一部の記事の全文和訳や解説を閲覧できる
  • 音声コンテンツのフルバージョンが利用できる
  • Asahi Weekly紙面をPDFで閲覧できる
  • 記事をもとに対話形式でトークをする「DJ Lounge Talk」の音声が聞ける