シミケンの語源シリーズ (2026年4月5日号)
【接頭辞の起源】
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表 清水健二
● 印欧祖語:インドのヒンディー語やイランのペルシャ語、さらにロシア語を含むヨーロッパの多くの言語は、まとめてインド・ヨーロッパ語族と呼ばれます。これらは紀元前4500〜2500年ごろに黒海北方の草原地帯で話されていたと推定される共通の祖先語(以下、印欧祖語)から発達したと考えられています。印欧祖語は文字を持たないため、記録は残っていませんが、比較言語学の成果によって、その構造や語彙(ごい)はかなり再構築されています。英語もラテン語もギリシャ語も、この共通の祖先語にさかのぼります。 ● 接頭辞 per-: per- は、印欧祖語 per-(通って、前へなど)にさかのぼり、ラテン語を経て英語に...
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