シミケンの語源シリーズ (2026年4月12日号)

KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表 清水健二

●接頭辞 fore-:前回取り上げた印欧祖語 per- は、ゲルマン祖語を経て英語に入る過程で語頭の p が f に変化しました。この変化から forward(前に)、forefather(祖先)、forehead(額)、foresight(先見の明)、forecast(予報)、former(前の)、forerunner(先駆者)などが生まれ、さらに前置詞 for の語源にもなっています。この音変化は、印欧祖語の無声閉鎖音 p/t/k がゲルマン祖語で無声摩擦音 f/th/ h に体系的に変化したものです。この子音推移を明らかにし、法則としてまとめたのが、言語学者ヤーコプ・グリムです。彼は弟ヴ...

Asahi Weekly DIGITALのコースにお申し込みいただくと続きをお読みいただけます。
初回・1カ月間無料でお楽しみいただけます。

有料版でできること
  • 難しい単語や表現の和訳がチェックできる
  • 一部の記事の全文和訳や解説を閲覧できる
  • 音声コンテンツのフルバージョンが利用できる
  • Asahi Weekly紙面をPDFで閲覧できる
  • 記事をもとに対話形式でトークをする「DJ Lounge Talk」の音声が聞ける