成人の喫煙率がいまなお25%と、世界でも少数派といえる「たばこ大国」のフランスで、7月1日に厳しい喫煙規制法が施行されます。子どもが出入りできる公共の場所でたばこを吸う行為は、最大135ユーロの罰金の対象になります。ただ、たばこはフランス映画の場面に欠かせない小道具になってきた歴史もあり、市民の日常生活において切っても切れない嗜好(しこう)品です。喫煙制限は世界の潮流ですが、当のフランス人はどう受け止めているのでしょう。AP 通信が街の声を集めました。...